小豆と金時豆の違い|おしるこや煮豆に使うならどっち?
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「小豆と金時豆って、見た目が似てるけど何が違うの?」
おしるこや煮豆を作るとき、どちらを使えばいいのか迷った経験はありませんか?

実はこの2つ、同じ“赤い豆”でも種類・味・栄養・料理の向き不向きがまったく違うんです。
小豆は和菓子やおしるこに向く繊細な味わい、金時豆は煮豆や洋風料理にも合うコクのある甘さ。
料理の仕上がりを大きく左右するポイントなんです。

この記事では、

  • 小豆と金時豆の見た目・味・栄養の違い

  • おしるこや煮豆など、料理ごとの使い分け

  • 代用する際の注意点やコツ

これらをわかりやすくまとめています。
読み終えるころには、「もう迷わない!」と思えるようになりますよ。

それでは、小豆と金時豆の違いをひとつずつ見ていきましょう。

目次

小豆と金時豆はどう違う?基本の特徴をわかりやすく解説

一見どちらも赤い豆で、「同じもの?」と思われがちな小豆と金時豆。
でも実は、この2つはまったく別の種類の豆なんです。

小豆はマメ科ササゲ属に分類され、粒が小さくて皮が薄く、あんこやおしるこなど繊細な和菓子向きの豆
一方、金時豆はインゲンマメ属で、粒が大きく、煮るとふっくらホクホク。煮豆や洋風料理にぴったりの豆です。

つまり、小豆は「上品であっさりした味」、金時豆は「甘くてコクのある味」が特徴。
見た目が似ていても、味わいも食感も用途も異なるのです。
それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

小豆とはどんな豆?主な特徴と味の傾向

小豆(あずき)は、日本の食文化に欠かせない代表的な豆。
「赤飯」や「おしるこ」、「粒あん」や「こしあん」など、甘い和菓子によく使われます。

特徴は、粒が小さく、皮がやわらかく、煮崩れしにくいこと。
香りはすっきりとして上品、甘さ控えめでくどくありません。
小豆には「大納言小豆」と呼ばれる大粒タイプもあり、これが“粒あん”に使われることが多いです。

また、小豆はポリフェノールや鉄分が豊富で、抗酸化作用や貧血予防にも効果的。
美容や健康を意識する人にも人気の豆です。

「優しい甘さと繊細な香りが好き」という人には、まさにぴったりの食材です。

金時豆とはどんな豆?品種や味の特徴

金時豆は、インゲンマメの一種で、北海道などで多く栽培されています。
一般的に「大正金時」「手亡金時」などの品種があり、粒が大きくふっくらしているのが特徴です。

味は甘みが強く、煮るとホクホクとした食感になります。
そのため、砂糖でじっくり煮た「金時豆の甘煮」や、「五目豆」「煮込み料理」などにぴったり。
味がしっかりしているので、洋風のサラダやスープにもよく合います。

栄養面では、たんぱく質や食物繊維が豊富で、満腹感を得やすいのが特徴。
ダイエット中の人にもおすすめの食材です。

小豆と金時豆の見た目・味・用途の違いまとめ

比較項目 小豆(あずき) 金時豆(きんときまめ)
属の違い ササゲ属 インゲンマメ属
粒の大きさ 小粒(約5mm前後) 大粒(約10〜12mm)
濃い赤〜赤茶色 明るい赤〜ピンク寄り
上品であっさり 甘みが強く濃厚
食感 皮が薄くなめらか ホクホクして崩れやすい
主な料理 おしるこ・あんこ・赤飯 煮豆・五目豆・サラダ
栄養の特徴 ポリフェノール・鉄分が多い 食物繊維・たんぱく質が多い

同じ「赤い豆」でも、こんなに違いがあります。
和菓子や上品な味わいを楽しみたいなら小豆、
ボリューム感や甘煮を作りたいなら金時豆を選ぶのがおすすめです。

栄養とカロリーで比較!小豆と金時豆どっちが健康的?

豆類はどれも「体に良い」と言われますが、小豆と金時豆では栄養バランスが少し違います。
どちらも健康や美容をサポートしてくれる食品ですが、目的によって選び方を変えるのがポイントです。
まずは、栄養成分を比較してみましょう。

小豆と金時豆の栄養成分を比較表でチェック

下の表は、茹でた状態(100gあたり)の主な栄養成分を比較したものです。
※数値は文部科学省「日本食品標準成分表」より抜粋。

栄養成分 小豆(あずき) 金時豆(きんときまめ)
エネルギー 約143kcal 約150kcal
たんぱく質 8.9g 8.3g
脂質 0.5g 0.6g
炭水化物 25.5g 27.0g
食物繊維 7.4g 6.8g
鉄分 2.3mg 1.8mg
カリウム 470mg 440mg
ポリフェノール 多い やや少なめ

どちらも低脂質・高たんぱく・食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を抑える低GI食品です。
しかし細かく見ると、小豆は抗酸化作用が高く、美容・貧血対策向き
金時豆は満腹感を得やすく、エネルギー補給に向いていることがわかります。

ダイエットに向いているのはどっち?

結論から言うと、ダイエットに向いているのは小豆です。
理由は3つあります。

  1. カロリーがやや低い(約7kcal差)

  2. 食物繊維が多く、腸内環境を整える

  3. ポリフェノールが脂肪の酸化を抑える

小豆の食物繊維は便秘解消にも効果的で、むくみを防ぐカリウムも豊富。
そのため、体の「巡り」をよくしてスッキリ感をサポートしてくれます。

ただし、金時豆もボリュームがあるため満腹感を得たいときの置き換え食にはぴったりです。
たとえば「金時豆のサラダ」や「豆の甘煮」をおやつ代わりにすれば、間食防止にも役立ちます。

美容・健康効果の違い(ポリフェノール・鉄分・食物繊維)

小豆と金時豆は、どちらも美容や健康をサポートする成分が豊富です。
ただし、特徴的な働きには違いがあります。

  • 小豆の強み:ポリフェノールと鉄分が多く、肌の酸化を防ぎ、血流を促進

  • 金時豆の強み:たんぱく質と食物繊維が多く、腸を整え満腹感を維持

特に小豆に含まれる「アントシアニン」や「サポニン」には、抗酸化作用と脂肪吸収抑制効果があります。
金時豆は、エネルギー代謝を助けるビタミンB群やマグネシウムを含み、疲労回復にも効果的です。

つまり、美容・貧血・むくみ改善を目指すなら小豆
食べごたえ・エネルギー補給・便通改善を狙うなら金時豆が向いています。

おしるこ・煮豆・甘納豆|料理別のおすすめ豆を紹介

小豆と金時豆は、それぞれの個性を活かすと料理がぐっと美味しくなります。
ここでは、おしるこ・煮豆・甘納豆など、定番料理ごとに「どちらの豆が合うのか」を分かりやすく解説します。
同じ豆料理でも、使う豆を変えるだけで味や食感がまったく違ってくるんですよ。

おしるこに向いているのは?なめらかさと香りで比較

おしるこ(ぜんざい)に向いているのは、断然小豆です。
小豆は皮が薄く、煮ても崩れにくいので、なめらかな口当たりのあんが作れます。
さらに、ふんわりとした香りと上品な甘さが、砂糖との相性も抜群。

一方で金時豆は粒が大きく、煮るとホクホク感が強くなります。
そのため、あんこのように滑らかに仕上げたいおしるこには不向きです。
「金時豆でおしるこを作ると豆が主張しすぎる」と感じる人も多いでしょう。

つまり、おしるこを作るなら小豆一択
なかでも「大納言小豆」は粒がしっかりしていて、粒あんぜんざいにぴったりです。

煮豆におすすめなのは?ふっくら感で選ぼう

煮豆を作るなら、金時豆がおすすめです。
金時豆は皮がやや厚めで、煮るとふっくらと膨らみ、口に入れたときにホクホクとした食感が楽しめます。
砂糖や醤油などの味がしっかり染み込むため、「甘煮」や「五目豆」にぴったりです。

小豆でも煮豆は作れますが、粒が小さいため食感が軽く、存在感は控えめになります。
そのため、「おかずとしての煮豆」には金時豆
「お菓子感覚で食べたい煮豆」には小豆を選ぶとバランスが取れます。

金時豆は甘く煮るとまるでデザートのようで、冷蔵庫で冷やしてもおいしく食べられます。

甘納豆や赤飯など、他の料理での使い分け方

豆料理は、おしるこや煮豆だけではありません。
それぞれの豆の個性を活かすと、和洋どちらの料理でも活躍します。

料理名 向いている豆 理由
甘納豆 小豆または金時豆(好みで) 小豆は上品な甘さ、金時豆は濃厚でコクのある味に仕上がる
赤飯 小豆 豆の色がご飯に自然に移り、見た目がきれい
五目豆 金時豆 甘辛い味がしっかり染み込みやすい
豆サラダ 金時豆 食感がしっかりしてドレッシングと合う
洋風スープ 金時豆 崩れにくくボリュームが出る

このように、上品な甘さを生かすなら小豆、コクとボリュームを出したいなら金時豆を選ぶと間違いありません。
料理のジャンルや味の濃さで使い分けるのが、美味しく仕上げるコツです。

小豆と金時豆の味や食感の違いを実体験で解説

同じ「赤い豆」でも、小豆と金時豆を食べ比べてみるとその違いは明確です。
一言でいうなら、小豆は「繊細」な味、金時豆は「濃厚」な味
料理に使うと、香りや口当たり、甘みの出方まで変わります。
ここでは、実際に両方を煮て味わったときの感覚を交えて紹介します。

小豆の味は上品であっさり|繊細な和菓子向き

小豆を口に入れると、まず感じるのはほんのりとした自然な甘み
砂糖と合わせてもくどくならず、すっきりとした後味が特徴です。
粒が小さく皮がやわらかいため、煮ると全体がまとまりやすく、舌ざわりがなめらかになります。

おしるこやあんこに使うと、その繊細さが際立ちます。
「豆そのものの香り」と「ほのかな渋み」が絶妙なバランスで、和菓子にぴったり。
まるで日本茶のように、控えめなのに深みのある味わいが小豆の魅力です。

実際におしるこを作ってみると、口当たりのやさしさと香ばしい香りに「やっぱりこれが小豆の良さだな」と感じます。
和の甘味を上品に仕上げたい人におすすめです。

金時豆の味は濃厚でこっくり|煮込みや洋風にも合う

一方で金時豆は、口に含んだ瞬間にしっかりとした甘みとコクを感じます。
煮ると粒がふっくら膨らみ、皮の下にほくほくした食感が残るのが特徴です。
甘煮にすると、まるで栗やさつまいものような自然な甘みの濃さを感じる人も多いです。

金時豆は味が強いため、砂糖や醤油、味噌などの調味料がしっかり馴染むのも魅力。
「五目豆」「金時豆の甘煮」などの惣菜に使うと、しっかりした味わいで食べごたえがあります。
また、ホクホクした食感はサラダやスープのアクセントにもぴったり。

小豆が「上品な和の味」なら、金時豆は「力強い家庭の味」。
甘さの満足感を求める人には、金時豆が断然おすすめです。

食感と甘みの違いで料理の印象が変わる理由

小豆と金時豆は、同じ味付けでも“印象”がまったく違う料理になります。
その理由は、豆の構造と水分の含み方にあります。

小豆は皮が薄く、水分を均一に吸収するため、全体がなめらかにまとまりやすい
一方、金時豆は皮が厚く、中心部に空気を含みやすいので、ホクホクとした立体的な食感になります。

つまり、

  • なめらかで繊細な仕上がりにしたい → 小豆

  • 食感やコクを出して満足感を高めたい → 金時豆

という使い分けをするだけで、同じ甘煮でもまったく違う印象の一品に。
味の方向性を意識して豆を選ぶことで、家庭料理の完成度がぐっと上がります。

小豆と金時豆の代用はできる?料理ごとの注意点

「家に小豆がないけど金時豆ならある」「ちょっと余ったから代わりに使ってみようかな」
──そんなこと、ありますよね。
実は、小豆と金時豆は完全には代用できませんが、いくつかの工夫で“近い仕上がり”にすることはできます。

それぞれの特徴を理解しておくと、失敗せずにおいしく仕上げることができます。

おしるこを金時豆で作るとどうなる?

結論から言うと、おしるこを金時豆で作るのはおすすめできません。
理由は、金時豆の粒が大きく、煮てもホクホクとした食感が残るため、なめらかなあんになりにくいからです。

実際に金時豆でおしるこを作ると、「豆が主張しすぎる」「口当たりが重い」と感じる人が多いです。
また、小豆よりも甘みが強いため、砂糖を控えめにしても味が濃くなりがちです。

どうしても代用したい場合は、金時豆を柔らかく煮てからブレンダーで軽くつぶすのがコツ。
完全な小豆のような舌触りにはなりませんが、「粒の残る洋風ぜんざい風」に仕上がります。

煮豆を小豆で代用するのはあり?

一方で、煮豆を小豆で代用するのはOKです。
ただし、小豆は粒が小さくて味が染み込みやすいため、金時豆で作るよりも味が濃くなりやすい点に注意が必要です。

煮豆として作る場合は、砂糖や醤油の量を2〜3割ほど減らすと、ちょうど良いバランスに仕上がります。
また、長時間煮込むと小豆が崩れやすいので、中火で優しく煮含めるのがポイントです。

小豆で作ると、上品で軽やかな甘さの煮豆になります。
「お菓子感覚で食べたい」「お茶うけにしたい」という場合には、小豆で代用しても十分おいしく仕上がります。

代用するときのコツと味の変化を抑えるポイント

小豆と金時豆を代用する際は、豆の個性を踏まえて調整することが大切です。
以下のポイントを意識すると、味のバランスを崩さずにおいしく作れます👇

  • 甘さ調整: 金時豆は甘みが強いので、砂糖を少なめにする

  • 煮時間: 小豆は早めに煮える、金時豆は時間をかけてじっくり

  • 食感重視: 小豆はなめらか、金時豆はホクホク感を生かす

  • 味の方向性: 小豆=和菓子向き、金時豆=惣菜・洋風向き

また、どちらの豆も一晩水に浸す下処理を行うと、ふっくら煮上がります。
代用するときこそ、丁寧な下ごしらえが仕上がりを左右します。

小豆と金時豆の選び方・保存方法・下処理のコツ

豆は見た目が似ていても、選び方や扱い方ひとつで味や食感が大きく変わります。
せっかく手間をかけるなら、おいしくふっくらと仕上げたいですよね。
ここでは、小豆と金時豆を買うとき・保存するとき・調理前に注意すべきポイントをまとめました。

良い豆の見分け方|色・ツヤ・粒の大きさ

豆選びの基本は、「色・ツヤ・粒のそろい方」です。
良質な豆は見た目から違いがわかります。

チェックポイント 小豆 金時豆
深い赤〜赤茶色で均一 明るい赤色でムラがない
ツヤ 自然な光沢がある 表面がなめらかで艶がある
粒の大きさ 大きさがそろっている ふっくらして割れがない
香り 香ばしく豆らしい香り やや甘みを感じる香り

袋の中にシワ・割れ・虫食いがあるものは避けましょう。
また、長く保管されている豆は乾燥して硬くなっていることが多く、煮ても皮がはじけやすくなります。
購入時は「新豆(その年に収穫された豆)」を選ぶのがおすすめです。

保存期間とおすすめの保管方法

豆は乾物なので長持ちしますが、湿気と温度変化には弱いです。
適切に保存すれば、風味を保ちながら数か月間おいしく使えます。

常温保存の場合

  • 未開封なら涼しく乾燥した場所で3〜6か月保存可能

  • 開封後は密閉容器に入れ、冷暗所に保管

冷凍保存の場合

  • 湿気や虫の発生を防げる

  • 冷凍しても品質はほとんど変わらない

  • 調理時は凍ったまま水に浸けてOK

煮豆を作ったあとの調理済みの豆は、小分けにして冷凍すると便利です。
自然解凍または電子レンジで温めるだけで、すぐに使えます。

ふっくら仕上げるための下処理(浸水・煮方の違い)

小豆と金時豆では、下処理の方法も少し異なります。
それぞれの特徴に合わせた調理をすることで、皮が破れず中までふっくら仕上がります。

小豆の下処理

  • 浸水不要(そのまま茹でてOK)

  • 沸騰後に「渋切り」(お湯を一度捨てる)を行うと風味がすっきり

  • 煮るときは弱火でゆっくり、沸騰を繰り返さない

小豆は粒が小さく水分を吸収しやすいため、短時間でやさしく煮るのがポイント。

金時豆の下処理

  • 一晩(約8時間)しっかり浸水させる

  • たっぷりの水でゆっくり加熱し、沸騰直前で火を弱める

  • 沸騰させすぎると皮が破れやすくなるため注意

金時豆は皮が厚いので、時間をかけて芯まで火を通すのがコツです。
浸水の際に塩を少し入れると、煮崩れしにくくなります。

これらの基本を押さえておくと、どちらの豆もふっくらおいしく仕上がります。
「豆を煮るのが苦手」と感じていた人でも、丁寧に扱えばきっと驚くほど違いが出ますよ。

まとめ|料理に合わせて小豆と金時豆を上手に使い分けよう

今回の記事では、「小豆と金時豆の違い」について、見た目・味・栄養・用途などを詳しく紹介しました。
一見よく似た2つの豆ですが、実は性質も味わいもまったく異なります。

🔸この記事のポイントまとめ

  • 小豆は小粒で皮が薄く、上品な甘さと香りが特徴。おしるこやあんこ、赤飯に最適。

  • 金時豆は大粒でホクホクした食感。煮豆や甘煮、洋風サラダにもぴったり。

  • 小豆はポリフェノール・鉄分が多く、美容や貧血対策に◎

  • 金時豆は食物繊維とたんぱく質が豊富で、満腹感を得やすい

  • 代用はできるが、味や食感の違いを理解して使い分けるのがコツ

料理の目的や味の好みに合わせて豆を選ぶことで、仕上がりがぐっと美味しくなります。
おしるこを上品に仕上げたいなら小豆を、煮豆をふっくら甘く仕上げたいなら金時豆を選びましょう。

毎日の食卓に“豆の力”を上手に取り入れて、体にやさしい一皿を楽しんでくださいね。

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