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しょうゆは何群に分類される?【結論】
結論:しょうゆは「調味料」であり、食品群には属さない
「しょうゆは何群に入るの?」という質問は、家庭科の授業や食育、あるいは調べ学習などでよく出てきます。
結論から言うと、
しょうゆは、6つの食品群のどれにも分類されません。
しょうゆは「調味料」として、主に味付けのために使われる食品です。
そのため、食品群に入れる必要がなく、別枠として扱われます。
なぜ分類されないの?その理由とは
食品群というのは、私たちの体を作る・動かす・整えるための栄養素に基づいて分類されたものです。
たとえば、たんぱく質やビタミン、脂質、炭水化物などが豊富な食材を分類することで、バランスの良い食事を組み立てやすくしています。
しかししょうゆは、あくまで調味料であり、
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食事に使う量が非常に少ない
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栄養素を摂取するための食品ではない
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味付けや香りづけが目的
という理由から、「何群か」と問われたときには分類外というのが正解になります。
食品群の基本をおさらい|6つの食品群とは?
6つの食品群の一覧と特徴
日本の学校教育や家庭科の授業では、よく**「6つの食品群」**という表現が使われます。
以下がその一覧です:
| 群番号 | 食品群の名前 | 主な食品 | 栄養素 |
|---|---|---|---|
| 第1群 | 乳・卵 | 牛乳、ヨーグルト、卵 | たんぱく質、カルシウム |
| 第2群 | 魚・肉・豆・豆製品 | 鶏肉、大豆、納豆、豆腐 | たんぱく質、鉄分など |
| 第3群 | 野菜・海藻 | にんじん、ほうれん草、わかめ | ビタミン・ミネラル |
| 第4群 | 果物 | みかん、りんご、バナナ | ビタミンC・糖質 |
| 第5群 | 穀類・いも・砂糖 | ごはん、パン、じゃがいも | 炭水化物 |
| 第6群 | 油脂類 | サラダ油、バター、ごま | 脂質、エネルギー源 |
このように、各群は特定の栄養素を中心に構成されているのが特徴です。
しょうゆがどれにも当てはまらない理由
しょうゆは大豆から作られているため、
「第2群の豆製品に近いのでは?」と思う方もいますが、実際には…
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使用量がごく少ない
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栄養摂取源とはみなされない
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発酵・加熱・加塩により栄養素が変化している
という理由から、食品群には入れられていません。
したがって、教科書的には「分類外」「調味料として別枠」が正しい理解です。
栄養士・給食現場ではしょうゆをどう扱う?
栄養指導や献立表での取り扱い
学校や病院などの給食・献立作成の現場では、しょうゆは**「調味料」または「塩分計算対象食品」**として扱われます。
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たんぱく質などの栄養素は一応含むが、主目的ではない
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塩分や味付け調整が主な関心ポイント
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使用量はミリ単位(ml/g)で細かく計算
つまり、しょうゆは栄養源というより、健康管理のために「摂取量をコントロールすべき対象」なのです。
しょうゆのエネルギー・塩分などの数値
代表的な「こいくちしょうゆ」大さじ1(15ml)あたりの栄養成分は以下の通りです:
| 成分 | 含有量 |
|---|---|
| エネルギー | 約13kcal |
| たんぱく質 | 約1.4g |
| 炭水化物 | 約1.1g |
| 食塩相当量 | 約2.6g |
➡️ 意外と塩分が多いのがポイント。
例えば1日にしょうゆを大さじ2使えば、約5gの塩分になります。
厚生労働省が推奨する1日の食塩摂取目安は:
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成人男性:7.5g未満
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成人女性:6.5g未満
しょうゆ2杯で一気に目安の約7〜8割に達してしまいます。
しょうゆの栄養価と健康への影響
少量でも見逃せない塩分
しょうゆをよく使う人ほど、塩分摂取量が高くなりやすい傾向があります。
例えば、煮物や炒め物に「目分量」でしょうゆを加えていると、知らない間に塩分オーバーになっていることも…。
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塩分過多は高血圧の原因に
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腎臓への負担が増える
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味覚が濃い味に慣れてしまう
➡️ 減塩しょうゆや、だし醤油・ポン酢などの薄味調味料をうまく使い分けましょう。
過剰摂取が引き起こすリスクとは?
しょうゆの摂りすぎが長期的に続くと、以下のような健康リスクが高まります:
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高血圧
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脳卒中・心筋梗塞
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胃がん(塩分による粘膜ダメージが原因とする説あり)
「少量なら安心」と思われがちですが、毎日の積み重ねが体に影響するという点を忘れてはいけません。
まとめ|しょうゆは調味料。食品群に入らないけれど注意すべき食品
改めてまとめると:
しょうゆは「6つの食品群」には分類されません。
理由は明確で、
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使用量が少ない
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栄養摂取の目的ではなく、味付けのため
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調味料として別カテゴリで管理される
からです。
しかし、塩分は強力なため健康管理上は非常に重要な食品です。
食品群に属さない=軽視していい、というわけではなく、むしろ意識して量を調整するべき調味料なのです。
「しょうゆは何群?」という問いには、
🔹 食品群には含まれない/調味料として別扱いされる
…と答えるのが、学校のテストでも、栄養学的にも正解です。
ぜひ知識として覚えておきましょう!

